教育・学習
子どもに「なんで出来ないの?」と思ったときに読みたいエッセイ

国語の教科書でおなじみの光村図書。そのウェブマガジンを読んでいたら、作家の森絵都さんによる「子どもの頃に出来なかったこと」というタイトルの連載エッセイに出会いました。
森さんの子どもの頃のエピソードが綴られた短いエッセイですが、子供の時に感じていた、悔しいような、切ないような、何ともいえない懐かしい気持ちがよみがえります。
と同時に、子どもを持つ親としては、子どもに対して「なんで出来ないの?」とつい思ってしまうことにちょっぴり反省。
育児だけではなく、職場で同僚や後輩が「できないこと」について苛立ったり、家族や友人に対して期待している行動をしてくれなかったときに腹を立てたりするのではなく、「自分もそういう時があったかも」と思い出してみると、相手の気持ちに共感できるようになるのかもしれません。
“語らうだけでなく,沈黙につきあうのも重要なことだ”
本当にそうだなとつくづく思います。
≪参考リンク≫
みつむらweb magazine 「子どもの頃に出来なかったこと」 光村図書出版株式会社