教育・学習

本のスペシャリストが、小・中学生に読んでほしい本を紹介するコラム

本のスペシャリストが、小・中学生に読んでほしい本を紹介するコラム

 子供に本を読んでほしいと思っているけれど、どんな本を薦めたらよいのかわからない…。そんな保護者や先生にご紹介したいコラムが、光村図書の「みつむらウェブマガジン」にあります。

 コラムタイトルは、「本を読んで、考える練習をしよう」。執筆者は、誠光社 店長の堀部 篤史さん。京都市内の人気書店の店長を経て、新しい書店「誠光社」を立ち上げられた方だそうです。

 毎回のテーマにあわせて2、3冊ずつ紹介しているのですが、本のタイトルや表紙だけを見ても興味が引かれます。そして、コラ ムを読み進めると、さらにその本が読みたくなる!小・中学生向け、と言いつつも、大人も手にとってみたくなる本ばかりなのです。

 筆者が、思わず図書館で検索してしまったのは、第2回の「書を持って町に出よう」で紹介されている『秘密基地の作り方』(尾方孝弘/飛鳥新社)。セミの抜け殻を宝物にし、雑草を薬草に見立ててすりつぶし、花を見ればなんでも蜜を吸ってみていた“昔の子供”にとっては、今の子供よりも興奮する一冊かもしれません。

 第7回は、「算数は何のためにあるの?」がテーマ。子供の頃、算数が大の苦手だった筆者も、よくこのセリフを吐いていました。子供の算数嫌いに手を焼いている親御さんも、一緒に読める本が見つかるでしょう。

 残念ながら、連載は12回目の今月で終了するそうですが、Webマガジンでは過去のバックナンバーがすべて読めます。

 この春、大好きな1冊を探したい方は、ぜひ一度読んでみてください。

≪参考リンク≫

みつむらweb magazine 「本を読んで考える練習をしよう」 光村図書出版株式会社

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