教育・学習
文章にふさわしい言葉選びを!お勧めの文章コラム

当協会で発行している無料情報誌『漢検ジャーナル』に、文章に関するコラムを毎号掲載しています。
中でも反響が大きかったのが、2016年2月発行のVol.17に掲載した『言い方をじっくり考えて「書き言葉」にふさわしい表現を』というコラム。ある中学校の先生からは、「子どもたちにぜひ読ませたいので生徒全員に配布させてほしい」とお問い合わせをいただきました。
「〇〇してる」(本来ならば「〇〇している」)、「~~なんで」(本来ならば「~~なので」)と書いてしまうなど、「話し言葉」と「書き言葉」の区別がつかなくなっているのは、子どもに限った問題ではありません。
SNSで自らの言葉を発信する機会が増え、「話し言葉」で文章を打つことに慣れてしまったせいか、報告書やレポートなど本来は「書き言葉」で表現するべき場面においても、「話し言葉」を使ってしまう人がいるのです。実際にインターネットで「書き言葉」で検索すると、社会人や就職活動中の学生に向けた文章作成に関する記事やブログが多数見つかりました。
そこで、今回は『言い方をじっくり考えて「書き言葉」にふさわしい表現を』のコラム内容をご紹介します。
作文や小論文に取り組んでいる小中高校生の方はもちろん、社会人や学生の皆さんもぜひお読みください。