シンポジウム「字典・詞典の研究ー回顧と展望ー」を開催
こんにちは、漢字カフェ担当のカンキツです。本日はオンラインで参加できるシンポジウムをご紹介します。
令和6年 9月19日(木)・9月20日(金)に中国の清華大学(Zoom参加可能)で、シンポジウム「字典・詞典の研究ー回顧と展望ー」が開催されます。
近代以前に中国、日本で編纂された辞書をテーマとして、長年日中の学界を牽引してきた大家4名による講演と、若手・中堅研究者16名による研究発表が行われます。ご興味のある講演・発表のみの参加も可能ですので、ふるってお申し込みください。
≪講演内容≫
●北京図書館と『説文解字讀』
講演者:阿辻哲次(京都大学名誉教授、公益財団法人 日本漢字能力検定協会 漢字文化研究所所長)
●日本辞書史研究の回顧-平安時代を中心に-
講演者:池田証壽(北海道大学名誉教授)
●続『和名類聚抄』から『倭名類聚鈔箋注』へ
講演者:萩原義雄(駒澤大学名誉教授)
●中国最初の漢字字典『説文解字』はなぜ漢字の構成原理を説くことを主要な内容とするか -出土文献研究の視野から『説文解字』を考える
講演者:李守奎(清華大学人文学院教授)
(以上、講演者名50音順)
また、日中の研究者による研究発表では当協会 漢字文化研究所の研究員も登壇します。
●朝鮮本『龍龕手鑑』今増字について
研究発表者:田中郁也(公益財団法人 日本漢字能力検定協会 漢字文化研究所主任研究員)
その他の発表内容については、参考リンクのチラシをご覧ください。
≪イベント概要≫
シンポジウム「字典・詞典の研究ー回顧と展望ー」
●開催日
9月19日(木)・・・9:00~17:25(中国標準時) ※Zoom参加の場合10:00~18:25(日本標準時)
9月20日(金)・・・9:00~17:15(中国標準時) ※Zoom参加の場合10:00~18:15(日本標準時)
●開催地:北京・清華大学/【オンライン】Zoom
●参加費:無料 ※事前申し込みが必要です
●言語:日本語・中国語
●主催:清華大学外文系
●協賛:日本漢字学会、公益財団法人日本漢字能力検定協会
≪参考リンク≫
本イベントの申込、チラシのダウンロードはこちら
清華大学外国語言文学系での紹介ページはこちら
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