今年で第10回!「白川静漢字教育賞」に、漢字の成り立ち川柳や新しい指導法を応募してみませんか?

こんにちは、漢字カフェ担当のカンキツです。
福井県が主催する「白川静漢字教育賞」募集開始のお知らせです。この賞は、福井県出身で漢字研究の第一人者である白川静博士を顕彰し、特色ある漢字教育や漢字に親しむ小・中学生を表彰する事業で、今回で10回目を迎えます。
<一般の部>
新しい指導法や特色ある教材・作品制作などによって、継続的に漢字教育や漢字研究を実践し、成果および努力が認められる個人および団体が対象です。最優秀賞は賞金5万円、優秀賞は賞金1万円が贈呈されます。
前回(第9回)は、自作のクイズやゲームを取り入れて子供たちが楽しく漢字を学べる漢字教育や、白川文字学を取り入れた書道教育の実践などが表彰されました。
<小・中学生の部>
対象は小学生と中学生で、優秀賞は図書カード(3000円)が贈呈されます。部門は次の3つです。
・漢字川柳部門:漢字の成り立ちに関するオリジナル川柳
・漢字作文部門:漢字にちなんだ自由作文(400字まで)
・自由部門:白川静博士や漢字をテーマにしたもの。
第9回漢字川柳部門受賞作品では、「大宴 ごちそうかこむ 村仲間」という作品が選ばれました。この川柳は、「ごちそうの入った器をはさんで人が座り、祭りの後の宴会をしている様子」を成り立ちとする「郷」を表しています。
応募締切は、2023年9月11日(月)(当日消印有効)です。詳しい情報は、福井県のホームページをご覧ください。全国から応募可能ですので、漢字教育や漢字研究に関わっている方、漢字に興味があるお子さんは、ぜひご応募ください!
≪参考リンク≫
第10回白川静漢字教育賞のホームページは こちら
白川文字学トップページは こちら
≪カンキツ紹介≫
漢字カフェ担当の漢検協会職員。
京都在住で、趣味はレア漢字探しと自転車旅行。
好きな食べ物は柑橘類と海鮮とラーメン。