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漢字ミュージアム1周年!新しい展示物も登場!

6月29日に漢検 漢字博物館・図書館(漢字ミュージアム)が開館から1年を迎えました。
1年間の入場者は当初の予想を大きく超えてのべ約10万9000人となりました。日々、小さなお子さんからご年配の方まで幅広い年代の方がお越しくださっています。ミュージアムを訪れたことをきっかけに、漢字に親しみ、漢字を学ぶ方が増えてくださればと願っています。
さて、1周年を記念し、このたび当館に2つの新しい展示物が加わりました。
1つ目は、「駿河版銅活字(重要文化財)の複製品」。「駿河版銅活字」とは、徳川家康が作らせたという日本初の銅製活字です。1606年~1616年にかけておよそ11余万字が作られ、この活字を用いて『大蔵一覧集』や『群書治要』が刊行されました。
2つ目は、「東芝製 日本語ワープロ JW-10」。1978年9月に世界初の日本語ワードプロセッサーとして発表され、翌年発売されました。発売時の販売価格は630万円(当時の大卒初任給平均は10万5500円/月)で高価な機器であったことがわかります。JW-10によって完成された「かな漢字変換機能」は、日本語だけでなく多くの言語のデジタル化に大きな影響を与えました。
いずれも漢字文化の発展を支えた貴重な資料として、漢字ミュージアムの1階歴史コーナーに展示します。
なお、漢字ミュージアムでは、1周年の感謝をこめて6月30日(金)から7月2日(日)までの3日間、入館料無料といたします。これを機に、ぜひ多くの方々に漢字ミュージアムをお楽しみいただければと思います。
多数のご来館をお待ちしております!
≪参考リンク≫
漢検 漢字博物館・図書館(漢字ミュージアム)のホームページはこちら