歴史・文化
オリンピックイヤーに思う、閏年のこと

現地時間8月5日20:00、ついに「第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ)」が開幕しました。
開催地域の治安問題や選手村・競技施設などの整備の遅れ、またロシア選手の出場可否についてなど、少々騒がしい面もありましたが、いざ始まれば出場選手たちの素晴らしいパフォーマンスに連日盛り上がっています!!
出場するすべての国と地域の選手たちに最高のパフォーマンスを出し切っていただきたい!けれど、やっぱり日本選手団には特に頑張ってほしい!この暑さを吹き飛ばしてくれる素晴らしい活躍を応援していますっ! ガンバレNIPPON!!
さて、そのオリンピックの開幕をうけて、「あぁ、今年は『閏年(うるうどし)』だったんだなぁ」と今になって思い出しました・・・。
注)厳密には、オリンピックイヤー=閏年ではない。つまり、閏年は4年に1度というものではないそうです。(たとえば、西暦2100年や2200年などは平年となるそう。)
『閏』という漢字。ほかでは、あまり目にすることのない珍しい字ですね。
一説では、『閏』は王が門の中に居ることを表す字で、中国では平常の暦からはみ出す日(=閏の日、閏の月)には、王は門内に閉じこもり政治を執り行わないということに由来しているそうです。そうして見ると、『閏』は見慣れないけれども、すごくシンプルにその様子を表す漢字なんですね(笑)。
・・・しかし王様だけなんて少しズルいですよね。私たち庶民もお休みになれば良いのですが。
≪参考リンク≫
・自然科学研究機構 国立天文台HP (よくある質問)より 「どの年がうるう年になるの?」
・漢字ペディアで「閏」を調べよう。