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立命館大が漢字を古代文字で表示できる「白川フォント」を無償公開
2016.12.27
2016年12月、立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所が、コンピューター上での利用が困難であった甲骨・金文などの古代文字を、Microsoft Wordなどの一般的な文書作成ソフトで簡単に利用できるようにする文字フォント「白川フォント」を発表しました。
同研究所ホームページによると、「白川フォント」に収録されている古代文字は、常用漢字(2136字)・人名漢字(650字)の中で古代文字が判明している漢字を対象としており、古代文字の全収録数は4391字だそうです。これらのフォントは無償で公開されており、簡単にパソコンにダウンロードすることができます。
また、同ホームページにある「検索システム」を使えば、入力した漢字の文字列から古代文字を表示させたり、入力した漢字一字から古代文字の画像を検索することができます。
ちなみに、「日本漢字能力検定協会」と検索したところ、篆文では以下のように表示されました。
なんだかカッコいい!!
自分の名前や身近なものの名前などを入れて検索すれば、漢字の成り立ちにも関心が持てて楽しそうですね!
《リンク》
立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所ホームページはこちら
「白川フォント」をご覧になりたい方はこちら
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