超豪華!「今年の漢字」×人気イラストレーターまとめ①

こんにちは、漢字カフェ担当のキンスケです。
京都・祇園にある漢検 漢字博物館・図書館(漢字ミュージアム)では、世相を表す漢字一字を募集・発表する行事「今年の漢字」をモチーフにしたイラストを、8名の人気イラストレーターの方々に描いていただきました。漢字ミュージアムで展示中のイラストを、イラストレーターさんのプロフィールとともに紹介します。
まとめ①では、2015年から2018年の「今年の漢字」をモチーフとした絵を取り上げます。
2015年「今年の漢字」:安
「安」倍政権の下、「安」保法案の採否や、頻発するテロ事件など「安」全について考えた年。
しまざきジョゼ(@joze_phine_)
1991年生まれ。都内在住のイラストレーター。
名古屋芸術大学を卒業後デザイナー兼イラストレーターとしてデザイン事務所に4年勤務ののち退社。現在はフリーランスのイラストレーターとして活動。アナログタッチで情緒的な世界観のイラストを得意とし、現在はライトノベルの表紙などを中心に活躍。
代表作に、「二十年目の桜疎水」「夏に泳ぐ緑のクジラ」「とっても不幸な幸運」挿画など。
2016年「今年の漢字」:金
リオ五輪での「金」メダルラッシュや、政治と「金」問題が話題に。
HIDE(@Hide88207613)
ソーシャルゲームなどを中心に、多彩なキャラクターのデザイン、イラストを担当。かわいい女の子や、セクシーなお姉さんキャラはもちろん、かっこいい男性、渋いおじさんまで、キャラにあった個性的なポージングで活き活きと描く実力派イラストレーター。
代表作は「戦国やらいでか -乱舞伝-」「三国志乱舞」など。個人創作では「ギルディニア英雄伝記」をカクヨムにて連載中。
2017年「今年の漢字」:北
「北」朝鮮ミサイルの「北」海道沖落下や九州「北」部豪雨などの災害発生。「北」海道日本ハムファイターズの大谷翔平選手が大リーグへ移籍なども。
BerryVerrine(@berryverrine)
特徴的な色遣いで人気が増している若手イラストレーター。いわゆる”夢かわ”なパステルカラーから、眼を介して脳を叩くような極彩色まで幅広いカラーリングを使いこなす。その活躍が評価され、書籍「ILLUSTRATION2020」に掲載。
音楽ゲーム等のジャケットイラストを中心に活動しつつ、ポスターイラストなども多く手がける。代表的なものとして、バーチャルライバー「樋口楓」のライブキービジュアルを担当。
2018年「今年の漢字」:災
全国的に地震、豪雨などの自然「災」害が多発。防「災」・減「災」意識も高まった。
米山舞(@yonema)
2007年に株式会社ガイナックスに入社し、アニメーターとして活動。2017年からイラストレーターとしても活動の幅を広げる。スタイリッシュなキャラクターデザインと、空間を感じさせる圧倒的な表現力で唯一無二のワンカットを描きだす。代表作は、「キルラキル」作画監督、「キズナイーバー」キャラクターデザイン、エヴァンゲリオンアパレルブランド「RADIOEVA」イラストなど。
漢字ミュージアムでは、2020年2月16日(日)までイラスト展示を行っております。また、展示作品のポストカードを毎日各作品20枚ずつ配布しております(おひとり様1枚限り)。お近くにいらした際には、ぜひ漢字ミュージアムにお立ち寄りください。
≪参考リンク≫
「今年の漢字」一覧 はこちら
漢検 漢字博物館・図書館(漢字ミュージアム)ホームページ はこちら
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≪キンスケ紹介≫
漢字カフェ担当の3年目漢検協会職員。
京都在住で、趣味は読書、博物館・水族館巡り。
好きな食べ物はスイカとおでん。