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ちょっとしたコツで新品の問題集が使いやすくなる

ちょっとしたコツで新品の問題集が使いやすくなる

 新しく買った問題集。こんな「困った」はありませんか。

 机に置いて勉強していたらページが閉じてしまったり、真ん中の方に書き込みにくかったり……。

 普段読む文庫本では気にならないのに、問題集だと気になる、「開きやすさ」。

 今回は、本を開きやすくするコツについて、少しお話しします。

 ほとんどの問題集は、背を「糊(のり)」で固めて製本しています。新品の本はまだ糊も固く、開きグセがついていません。

 では、具体的にどうしたら開きやすくなるか。

 1、まず、総ページ数のちょうど半分くらいのあたりで問題集を開き、机に置きます。

 2、本の中心部分(専門用語で「のど」と言います)を真上から、ぐっと掌で押さえましょう。

 3、ページを変えて、同じことを何か所かで繰り返します。これではじめよりずいぶん開きやすくなります。

 それでも開きにくい場合は、ダブルクリップを使うと便利です。できるだけ大きなダブルクリップで、本の中心上部分を挟んで固定してしまいます。

 学習のために買った問題集ですから、新品だから…とためらわず、思い切ってするのがポイントです!

 ちなみに、漢検の人気シリーズ『漢検 漢字学習ステップ』は、本が閉じてしまうイライラを少しでも解消できるよう、「クータバインディング」(R)という特殊な製本を採用しています。これは、本の背の部分に筒状の紙を貼り、背表紙と本体の間に空洞を作ることで、開いたページをほぼ平行に保ち、閉じにくくするという製本方式です。

『漢検 漢字学習ステップ』はグータバインディング製本を採用している 『漢検 漢字学習ステップ』を開いて、背のところを上から見てみると、表紙の厚い紙と本文の間に空洞ができるのが分かると思います。この空洞のおかげで、閉じにくくなっているのです。


 新しい問題集を購入した際には、問題を解き始める前にしっかりと本を開いてから始めてみてください!

≪参考リンク≫

『漢検 漢字学習ステップ』 (公財)日本漢字能力検定協会 発行

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