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注目の上級日本語教材!ベストセラーの書評エッセイでリアルな現代「日本」を学ぶ

注目の上級日本語教材!ベストセラーの書評エッセイでリアルな現代「日本」を学ぶ

 齊藤孝さんの『声に出して読みたい日本語』や村上春樹さんの『1Q84』、岩崎夏海さんの『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』は、近年の日本のベストセラー書籍として多くの日本人に知られていますね。これらの本をめぐる書評を読みながら生きた日本語とリアルな現代日本文化を学べる、外国人向けの上級日本語教材が「にほんごの凡人社」から出版されています。その名も、『日本がわかる、日本語がわかる―ベストセラーの書評エッセイ24―』(編著:田中祐輔)。日本人が読んでもおもしろい、こちらの教材の魅力をご紹介します!

☆生きた「日本語」と、「日本」の多様な文化を学べる

 多くの日本語学習者が知りたいこと、学びたいこととして挙げているのは、日本で今起こっていることや人々の生活、考え方といった身近で多様な、21世紀の日本の文化についてです。また、これらを知っていることは、学習者が実際に就職活動や留学で日本人とコミュニケーションをとる際にもとても重要であると言えます。
 しかし従来の日本語教科書が扱ってきた、伝統文化や一部のサブカルチャーといった分野について知るだけでは、現代の日本人の生活や考え方を学ぶことは難しいでしょう。

 本教材の大きな特長は、時代の文化を象徴する存在ともいえるベストセラー書籍を扱っており、その書評を通じて21世紀のリアルな「日本」を幅広い観点から学べることです。この教材では、様々な分野から15冊のベストセラー書籍を挙げ、その内容やその本が社会に与えた影響、筆者の意見などがそれぞれ書評エッセイ(本文・コラム計24本)にまとめられています。そのため、日本文化や日本語の重要な要素を効率的に学ぶことができるのです。例えば三浦展さんの『下流社会―新たな階層集団の出現』については「ゆとり教育」、梅田望夫さんの『ウェブ進化論―本当の大変化はこれから始まる』については「食べログ」といった単語も絡めて紹介されており、現代日本でまさに使われている言葉、文化を知ることができます。

☆N1合格をサポートする読解教材

 この教材は、日本語中級レベル以上の、日本語能力試験N1合格を目指す学習者を想定してつくられています。そのため、本文中(書評エッセイ)に出てくる、N1合格に必要な語彙や文法についての説明や注釈が豊富です。また、言語知識や内容に関する設問では、N1合格に不可欠な読解力も養成することができます。

☆思考力、発信力を育てる!授業での教材活用例やワークシートも用意

 この教材で推奨されている授業内での活用方法は、ピア・リーディング(協働を通した情報共有活動)、アクティブ・ラーニング、語彙・文法学習、の3つの観点によるものです。また、学習者の予習方法やグループワークの内容など、この教材の活用方法がそれぞれの観点について具体的に示されているので、授業構成に悩む必要はありません。凡人社のウェブサイトに掲載されたワークシートをダウンロード(無料)することもできるので、教材の特長を余すことなく使うことができるようになっています。これらを活用した対話形式の活動を通して、学習者は言語運用能力に欠かせない思考力、発信力を養うことができます。

 日本語だけでなく、身近な「日本」を学ぶ方法をお探しの方は、ぜひ一度お手に取ってみてくださいね。

≪参考リンク≫

・『上級日本語教材 日本がわかる、日本語がわかる ―ベストセラーの書評エッセイ24―』の公式ページ、活動用ワークシートはこちら
・にほんごの凡人社のHPはこちら

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≪記事画像≫

にほんごの凡人社HPより

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