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「今年の漢字」展開催!過去の「今年の漢字」を振り返ろう
2020.10.22
こんにちは、漢字カフェ担当のキンスケです。
京都・祇園にある漢検 漢字博物館・図書館(漢字ミュージアム)では、「今年の漢字」展を開催しています。期間は2021年1月31日(日)までです。
「今年の漢字」って?
「今年の漢字」とは、毎年年末にその年の世相を表す漢字一字を全国から募集し、応募数が最も多かった漢字を京都・清水寺で発表、奉納する行事で、日本漢字能力検定協会が主催しています。1995年に始まり、今年で26回目を迎えます。昨年は「令」が1位に選ばれ、森清範貫主(もりせいはんかんす)により揮毫(きごう)されました。
「今年の漢字」展の見どころ① 間近で感じられる大書の迫力
迫力満点の「今年の漢字」大書。今年は昨年の「令」や2009年の「新」など、厳選された8枚を展示しています。墨のかすれている部分や垂れている部分まで、間近で見ることができるのはこの企画展ならでは。大筆で一気に書き上げられた漢字一字の迫力を多くの方に感じてもらいたいです。また、毎年素材やデザインが異なる額にもご注目ください。
12月24日(木)からは、2020年「今年の漢字」の大書も展示に加わります。
「今年の漢字」展の見どころ② 歴代の出来事や3位までの漢字を振り返る年表
「今年の漢字」の発表を開始した1995年から2019年までのその年の出来事と、応募数上位3位の漢字一字を掲示した年表を展示しています。「この年はこんなことがあったな」と振り返るきっかけになります。また、1位の漢字は印象が強くても、2位、3位の漢字は覚えていない方も多いのではないでしょうか。「今年の漢字」は毎年20位まで発表しています。1位以外の漢字も見てみると、その年の世相をさらに感じ取ることができます。
「今年の漢字」展の見どころ③ 2019年「今年の漢字」発表の全容動画
2019年「今年の漢字」発表と奉納の様子をすべて収めた動画を公開しています。「今年の漢字」の発表といえば、漢字一字を揮毫する場面が有名ですが、実はその後、大書を清水寺のご本尊に奉納し、森清範貫主からその年の様子や選ばれた漢字についてお話をしていただいています。そんな「今年の漢字」を余すところなく見ることのできるチャンスです。
また、11月1日から12月6日まで2020年「今年の漢字」の応募箱が設置され、その場で応募ができます。
秋になり、京都も少しずつ観光客が戻ってきました。京都へお越しの際は、ぜひ漢字ミュージアムへお立ち寄りください。
《参考リンク》
・漢字ミュージアム企画展『今年の漢字展』詳細はこちら
・「今年の漢字」Webサイトはこちら
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・ついに登場!「あつまれ どうぶつの森」に「今年の漢字®」を飾ろう! はこちら
<キンスケ紹介>漢字カフェ担当の4年目漢検協会職員。
京都在住で、趣味は読書、博物館・水族館巡り。
好きな食べ物はスイカとおでん。
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